2013年、伊勢神宮は式年遷宮を迎え、多くの行事が行われる。
今回、その中の一つである【お白石持行事】を撮影する機会に恵まれた。
旧神領地(伊勢神宮が所領していた土地)に住む住民達が、台車いっぱいの白石を神宮に運び入れ、新しく造られる正宮の桟敷に敷き詰める行事なのだが、台車を宇治橋鳥居に乗り付ける様子は、中々迫力がありおもしろい。
式年遷宮に合わせて行われるため、次回は20年後・・・。今回中心に動いていた人の子供の世代が、次の【お白石持行事】を仕切っていく。
そうやって脈々と受け継がれ、1300年という長きに渡って続いてきた。親から子、子から孫へ・・・
祭の本流とはそういうモノなのだ。