わずかな陽光で、生命が躍りだす緑の風景。古の時代より、脈々と受け継がれてきた大切な景観だ。
生命が芽吹く時、感じる柔らかな光は、僕達人間の根源だと思う。
当たり前のようだが、当たり前ではない、心や体の疲れを癒し、次への活力を生む風景と共にこれからも歩んでいく。
生命の緑
黒岩正和 KUROIWA MASAKAZU 1982年 和歌山県出身。 大学卒業後、写真家 溝縁ひろし氏のアシスタントを経てフリー。 18歳から野宿で東南アジア各国を放浪。 その後、山岳少数民族の風習撮影のため、中国・雲南省に長期に渡り滞在。 21歳より、日本の島の暮らし・祭事を撮影。(2020年現在350島以上を撮影) 主な撮影テーマは、日本の島・山岳少数民族の風習・メコン河流域の暮らし・ 棚田などの稲作文化・戦国史跡など 【受賞歴】 2004年 第52回二科展写真部学生部門オリエンタル賞受賞 2005年 第28回キャノン写真新世紀入選 2012年 第13回上野彦馬賞入選 2013年 第61回ニッコールフォトコンテスト 第4部 準特選 など